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(つまるところ)俺が立ち読みしたいというだけ… - 練れば練るほど色うつろふモグラ記

2007/12/23

(つまるところ)俺が立ち読みしたいというだけ…

コミックにシュリンクをしないとどうなるか?(その1)

http://d.hatena.ne.jp/chakichaki/20071219

コミックにシュリンクをしないとどうなるか?(その2)

http://d.hatena.ne.jp/chakichaki/20071222

という記事。

その2 になってから俄然面白くなって来た。「コミックのシュリンク創始者の一人」はコミックのシュリンクを既にやめていた!?「結論から言うと、90年代後半は、本当に売上がかわらなかったのでした」そして「しかし、時代は21世紀に移り、劇的な変化を見せるようになっていきます」という次回へのヒキがうまくて悔しい!

しかし、書店で立ち読みができないとアマゾン(とかネットの書店)との差別化ができなくて今時辛いんじゃないでしょうか。あと、シュリンクをする事で読者が新しいマンガに触れる機会が少なくなって、(短期的にはきれいな本が販売できる事で店の売上が上がるけど)長期的にはマンガ市場全体が縮小するので良くない!という立場でシュリンクを外す書店とかあってもいいのに。(いまんとこ「知らないマンガを試し読みしてみたい」需要はブックオフとマンガ喫茶とコンビニが満たしているのかな)むしろ逆に、今やコミックは少数のオタクが「コレクションとして」買うモノになっているので、どうしてもシュリンクしないと売れない。縮小して行く市場だけれども淡々とシュリンクしたコミックを売って、本当に売れなくなったら販売をやめるだけ、という立場の書店が多そう。(全部推測だけどどれか一個くらいは先のブログの「その3」にひっかからないかな)

個人的には雑誌が立ち読みできればコミックは立ち読みできなくてもしょうがない。きれいな本を購入したい人の気持ちもわかるし。と考えています。でも、そう考えるのはコミックが立ち読みできる店自体無いから、立ち読みできる便利さと比較して考える事ができないせいかもしれないですが。

小学生の頃は結構立ち読みできてた記憶があるんだけど、いつからできなくなったのか思い出せないくらいだしなー。

一方コンビニで雑誌が立ち読みできるか否か、という問題は、現在進行中で俺自身の「便利」が脅かされている問題なのでずっとビビッドに受け止めています。コンビニは書店と違ってマンガや雑誌を売らなくても全然問題ない(他にも売るモノはたくさんあるし、現状売れてるから売っているだけ)ので、上に書いた様なマンガ市場が拡大/縮小するとか考慮する義理は無いし、POSの集計結果だけあれば簡単にシュリンクすべきか否かを判断できる。というわけで「コンビニの雑誌については不便だからシュリンクとかやめて」派としては不買運動が一番実効性のある主張だと思って続けているのですけど。(マンガ雑誌が立ち読みできないコンビニでの不買運動中)どうなるのでしょう。俺がコンビニ難民になるのが先か!奴らがビニール紐を外すのが先か!

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